湖北省

赤壁古戦場

所在地:湖北省赤壁市赤壁鎮赤壁古戦場

三国赤壁観光地を奥へ奥へと進む。文字自体はさほど大きくないというウワサを聞いていましたが、それでも感動! 敷地内には以下に紹介する見所の他、周瑜像その2と三国雕塑園等もある。長江対岸には烏林古戦場が広がっているようでしたが、売店のお姉さんに行きかたを聞いたところ「中国の川を越えるのは大変だ」的な中国ことわざを聞かされ、断念。対岸の洪湖市から行ったほうが良いか。
(2008年6月)

アクセス:赤壁市長途汽車ターミナルから赤壁行きバス有り。お泊りは金橋賓館で。ボロくてよければ、他に安ホテルもありますので、ご心配無く。

お食事:赤壁市の赤壁賓館そばに武漢名物・熱干麺屋有り。肉味噌あんを麺にからめていただきます。うまい!


鳳雛庵

所在地:赤壁古戦場内

地元民が周囲のベンチで憩っています。白と黒のコントラストが素敵な庵ですね。ホウ統様を想いながらゆっくり拝観しよう。近くの池には「ホウ統井」も有り。池の緑色に映えて芸術的です。しかし、池の中に井戸とは。どういう構造なんだろ。
(2008年6月)

拜風台

所在地:赤壁古戦場内

赤壁の戦いでこの場所に孔明が祭壇を設け、東風を呼び起こしたことを記念する建物。内部には赤壁で出土した文物が陳列されてる。孔明と三兄弟の塑像、赤壁で出土した文物が展示されている。隣には付属記念物「東風閣」も有り。中には入れませんが、螺旋階段で上に登ることができます。風を感じてみよう!
(2008年6月)


赤壁大戦陳列館 

所在地:赤壁古戦場内

赤壁大戦形勢図、孔明戦車、文史資料室、三国武将塑像室などが有る。精密な作りの武将像を見たら、写真を撮る手が止まらない!
(2008年6月)


周瑜像

所在地:赤壁古戦場内

劉備・孫権連合軍の総大将周瑜。烏林に布陣する曹操に対し、赤壁側に陣取り対峙した。黄蓋の進言による曹操軍艦隊への火攻、「苦肉の策」、ホウ統を用いての「連環の計」により、曹操を撃退した。そう、赤壁こそが数々のエピソードと共に伝えられる周瑜最大の見せ場。ここ赤壁古戦場には彼を称えた巨大石像がそびえたっている。その圧倒的なデカさと「雑な作り」に感動しよう!安徽省盧江の周瑜像の完成度と比較してはいけません。
(2008年6月)

陸遜営寨

所在地:湖北省赤壁市黄龍鎮

陸遜が駐兵し、屯田を行った場所。219年、ここより出兵し荊州を攻撃。222年、再度出兵し、夷陵にて劉備を破る。

入り口を入るとすぐに巨大陸遜塑像がお出迎え。感激していると管理人らしき人が現れ、5元払えだって。
陸遜塑像写真撮影後は延々と階段を登ることになり、山上には拝将台等があります(私は拝将台でリタイア。「馬超大好き」は更に山道を奥へ。陸遜関係の建物が有ったそうですが、ボロボロで陸遜の絵が下手であった、とのこと)。
(2008年6月)

アクセス:赤壁市からタクシー。流しのタクシーが極端に少ないため、帰りは注意。


亀山公園

所在地:湖北省武漢市内

魯粛の子が父を記念して魯粛墓を建てた所。三兄弟、曹操、孫堅、孫策の石像あり。地図によると周瑜、趙雲像も有るようだが…。奥の方にあるためか発見できず。どれも細密に作られており、アクセスが容易で綺麗な公園なので、森林浴と写真撮影に行く価値あり!孫策像のシブサに痺れろ!
(2008年6月)

アクセス:武漢市内でバス、タクシー。


甘寧公園

所在地:湖北省陽新県富池鎮

辿り着くまでがメンドクサイ!でも一度は行きたい甘寧公園。内部には甘寧提督像、甘寧寺、甘寧墓が有り、行く価値大。
(2008年6月)

アクセス:黄石から陽新へバス。陽新で降り、そのバスターミナルでバスを乗り換えて富池(私は富池経由武穴行きに乗った)へ。到着後は三輪タクシーでスイっと。

甘寧提督像&甘寧寺

所在地:甘寧公園内

渋―い金色甘寧像。この像を見るためにど田舎の富池鎮まで来てしまったけど、満足な出来具合です。ダンディな魅力120%な甘寧将軍。富池鎮政府が約200万元を突っ込んで修複したそうな。

甘寧寺の方は特に三国志を感じない普通の寺です。
(2008年9月)

甘寧墓

所在地:甘寧公園内

演戯では沙摩柯に射られ大樹の下で息絶えたとされ、史書では病死となっている甘寧。彼の墓は文革で破壊されたが、1985年に富池鎮政府が甘寧公園を作った際、こちらに移されたとのこと。今でも大切にされて…るのかな。とりあえず落書きはよせ、人民よ。
(2008年9月)

甘寧廟(呉王廟)

所在地:湖北省陽新県富池鎮

甘寧と甘寧婦人が祀られている。しかし、誰じゃこれ?っていうレベル。歩いて辿り着こうと思いつつ、迷った。三輪タクシーで民家密集地の小道を通り抜け到達。ちょっとわかりづらい場所かも。三月三日は廟会が行われ、甘寧廟と甘寧墓にて、地元の方が紙銭や花輪持参で甘寧を祭り、周辺地区からも万に及ぶ人が訪れるそうです。
 (2008年9月)

アクセス:富池鎮内で三輪タクシー利用。甘寧廟では通じなかったが呉王廟で分かってくれた。


西塞山

所在地:湖北省黄石市東郊外

199年、孫策は父孫堅を殺害した仇敵の討伐と西方への勢力拡大のため黄祖を攻め、西塞山で激戦の後、勝利した。279年冬には晋将王睿がこの地を攻撃し、呉は降伏。三国時代は終焉を迎えた。

呉王孫皓が鉄鎖を長江に張り、晋の侵攻に抵抗した跡といわれる「西塞山鉄杭」には時間が押しており辿り着けず。入場券の裏に地図が書いてありますので、物好きな方は行ってみては?しかし、三国志界屈指の中ボス・黄祖様の遺跡に行けてちょっと嬉しい。
 (2008年9月)

アクセス:市内武漢路の長距離バスターミナルからバスが出ている。タクシーでもここから15分くらい。


張飛擂鼓台

所在地:湖北省宜昌市西陵区 三游洞風景区内

張飛が兵士(水軍)の訓練をするために、この場所に台を築き、太鼓を叩いて鼓舞したとされる場所。張飛が前方に流れる長江(西凌峡)を見据えており、この張飛塑像の後方にある高台からの眺めが最高である。また、塑像は荒削りだが迫力満点である。
(写真、記事提供=馬一族2009年2月)

アクセス:三遊洞風景区内、地図上あり。市バス10路で同風景区まで行けるが自分はタクシーを利用。


劉封城遺跡

所在地:湖北省宜昌市西陵区 三游洞風景区内

建安19年(西暦214年)、劉備の養子劉封と孟達が同地に城を築き、守備していたとされる場所。建安24年(西暦219年)に孟達が魏に走ったため、後世の人々はここを劉封城と名付けた。現在は石碑と城壁の一部が残っている。
(写真、記事提供=馬一族2009年2月)

アクセス:三遊洞風景区内


猇亭古戦場

所在地: 湖北省宜昌市猇亭区

夷陵の戦いが行われた場所。前方には長江が流れており、敷地内には、当時劉備、馬良、関興、張苞などが陣を敷いていたといわれる場所が残っている。同戦いにおいて、自分が最も興味を持った武将は傅に丹(左)さんずい(右)である。劉備が馬鞍山で呉軍に包囲された際、劉備を救出すべくため、呉軍の中に飛び込み戦死した。入口左手にその彼が馬にまたがっている像がある。

開門時間は午前9時半かららしく、少し早めに到着してしまい、まだ開いていなかった。少し損した気分になり、古戦場遺跡隣りのホテルで情報収集、ヒアリング後戻ってみると門が開いていた。敷地内はおそらく私一人であり、なんかもの寂しい感じがした。
(写真、記事提供=馬一族2009年2月)

敷地内関連名所…関帝廟、白眉馬良像、張苞営、関興営などあり。

アクセス:市バス101路に乗り、虎牙灘で下車。下車後すぐ横。


長坂坡公園

所在地:湖北省当陽市内

地元の子供達の爆竹攻撃を食らいながらの訪問。公園内には長坂における一連の故事を題にとった塑像が並んでいるが、ほとんど塑像の出来はイマイチなので、ササっと見て回る。特に、趙雲が阿斗(劉禅)を救出し、劉備に手渡すシーンも再現されていたが、その阿斗の顔面…評判通りマジでおっかない表情をしていた。昼間に行って正解だった。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市内ロータリー近く(超雲騎馬像の少し北側)。


趙雲騎馬像

所在地:湖北省当陽市内

かっこいいの一言。立地条件が良く、ちょっとしたロータリーのど真ん中にあるので一際目を引き、高座台の上に雄々しくそびえている。さらに、夜もライトアップされているので夜に見に行くのもよし。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市内ロータリー。


太子橋

所在地:湖北省当陽市内

ビ夫人が阿斗(劉禅)を抱いて、身を伏せていたといわれている場所。

現在ではちょっとしたアーチ型の橋が残っており、大人一人が子を抱いて潜むにはどうかなぁと思うほど小さな橋。当時はもっと大きかったのかも。まぁ、それにしても太子橋から娘娘井までそれほど離れていないが、あの戦乱の中、子を抱いてよく走ったなと感服するばかり。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:玉陽路沿いにある太子賓館を探す。太子橋はこのホテルのすぐ横。


娘娘井

所在地:湖北省当陽市内

糜夫人が身を投げたといわれる井戸。雄風村の中にあり、道が入り組んでいたので探すのに本当に苦労した。多少大きめな敷地内に、娘娘井と彫られた石碑と井戸がぽつんとあり、その故事を想像するのはなかなか難しかった。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:太子橋を越えてさらに進む。雄風村の中にあるが、道が入りくんでいるため、住民に聞くのが良い。自分は雄風村の入口付近でバイタク使用。


関陵

所在地:湖北省当陽市内

中国三大関帝廟の一つ。関羽の胴体が葬られた場所であり、普段は大勢の人々が訪れるとのことだが、私が行った日は自分一人という状況でゆっくりと堪能しながらの訪問。塚とその塚の横に置かれている『忠義』の石碑は非常にマッチしている。正に忠義の人『関羽雲長』。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市バス4路に乗り、関陵下車。市内より西へ5㌔ほど行った先。


玉泉寺

所在地:湖北省当陽市内

敷地内関連名所…珍珠泉、関公磨刀石、三義廟など。

アクセス:市バス2路に乗り、玉泉口で下車。下車後、玉泉寺までは一本道で6㌔ほど離れているため、三輪タク使用。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)


張翼徳横矛処

所在地:湖北省当陽市内

長坂坡の戦いにおいて、わずか20騎ほどで曹操軍の攻撃を防ぎ、橋を落として大喝したといわれる場所。現在は車(特に大型トラックなど)の往来が激しい交差点内にあり、砂ほこりと騒音のため、落ち着いて観賞することが出来ず。それよりも石碑周辺に築かれていた思われる煉瓦が粉々に破壊されていたことが気になるが…
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市バス1路に乗り、当陽火車駅で下車。下車後、火車駅の手前にある道を東へ進む。数㌔ほどの距離


糜夫人像

所在地:湖北省当陽市两河鎮

糜竺の妹といわれる糜夫人の石像。石像の出来はかなり良い。また、夫人が右手に何かを持っていた。何を持っていたのかが無性に気になる。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:当陽市内の長距離バス停より河溶鎮行きのバスに乗り、两河鎮で途中下車。两河镇~河溶鎮間の公路沿いにあるため、すぐわかる。


周倉像

所在地:湖北省当陽県郊外東南約15km

バイタクのおっちゃんと同行で訪問。入口の門が閉まっていたが、隣にある管理所に行き、開けてもらった。塚は少し小さめで特に印象はなかったが、塚の後方にある塑像はなんとなく可愛らしかった。また、その塑像よりももっと後ろに廟があり、その中には黄金の鎧に身をまとった立派な周倉像が置かれている。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:糜夫人像より徒歩可能な距離にある。下車後、河溶鎮方面(東)に行く。(公路沿いなのですぐわかる)通常は、門が閉ざされているので、隣りにある管理所に行き、開けてもらう。


麦城

所在地:湖北省当陽市兩河鎮麦城村

探索失敗。

アクセス:バイタク利用で近場までいったが、それらしい石碑を発見出来ず。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)


三顧の礼像

所在地:湖北省襄樊市内

劉備が古隆中で晴耕雨読の日々を過ごしている孔明を訪れる際に通ったとされる橋。訪問時は雪が降っており、シュチュエーション的には最高であった。また劉備が孔明に向ってお辞儀をしている姿を見ている張飛の表情も良かった。しかし、ここにも人民達の仕業あり…お辞儀をする劉備の背中に落書きが(携帯番号付き)!!片言の中国語でイタ電するぞ。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市バス1路に乗り、東門口で下車。環城東路上。


仲宜楼&王粲像

所在地:湖北省襄樊市内

アクセス:襄樊城区の東南角。東門口より徒歩可能。

(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)


古隆中

所在地:湖北省襄樊市西郊外

諸葛亮孔明の故居。敷地内はとても広く、また丘陵なので起伏が激しく、一日をさいて観光した。きゅう耕田、三顧堂、六角井、武侯祠、隆中書院など見所が多数あり、諸葛草蘆内は訪問時修復中であったため、所々入れない場所もあった。また、山頂にある「騰龍閣」までの道のりがとてつもなく大変だった。積雪のため、山頂へとつづく階段がつるつると滑り、何回も転倒しそうになったことやら。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市バス1路に乗り、隆中下車。下車後入口まで徒歩可能。私はバイタク利用。


馬檀溪遺跡

所在地:湖北省襄樊市襄城区環山路

劉表配下の蔡帽に殺されそうになった劉備が馬で檀渓を飛び越えたといわれる場所。当地で知り合った人民曰く、今は檀渓の後はほとんど残っていないが、当時の檀渓の幅は100mほどあったらしい。本当だとしたら劉備が乗っていた馬凄すぎる。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:古隆中からの戻る最中に立ち寄ったため、バイタク使用。(地図上あり)


諸葛亮像

所在地:湖北省襄樊市内

諸葛亮広場にあるこの像…もの凄い大きいし、さらに黄金色に輝いている。

これほどの規模の像は初めて見た。制作費用がどのくらいかかったのかは知らないが、少しやり過ぎでは!しかし、三国志ファンとして一言『ありがとう』。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:市バス532路に乗り、諸葛亮広場下車。


水鏡庄

所在地:湖北省南漳県

アクセス:南漳汽車站より三輪タク利用。市内より近い場所にあるため、徒歩可能。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)


徐庶故里

所在地:湖北省南漳県

徐庶がかつて隠居していたと言われる場所。廟内は非常に小さく、奥には徐庶像があった。普段はこの徐庶故里内は鍵がかかっているので、隣りにある博物館に行き、管理人らしき人に開けてもらう。管理人曰く「日本人、韓国人の三国志ファン達がよく来るとのこと」。
(写真、記事提供=馬一族、2009年2月)

アクセス:南漳汽車站から近い場所にあり。私は水鏡庄より三輪タクを利用し直行。

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